ブログ亭 豆たまご

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元はといえば、お前のせい、いや、おかげだな。だったら、きっかけを作ってくれたお前に恩返しをするのは当然、だろ?

今日はいつも以上に暇だぜ!そしてツインさんありがとうだぜ!ジダン@じだんです。
ツインさんのおかげで昨日は人がいっぱい来て、今日も今の時点で昨日の半分は来ています。
気に入ってくれた方々へ。
リンクなんかいつでも受け付けてるんでヨロシクです!コメントは私の万能薬です!(?)
てことで、今度は第三話第一部から。
ちなみに第三話は少ないものとかをあわせたりするのですが、なかなか長くなると思いますww
とりあえず、読んでくれるとうれしいです。
みなさんの感想が、私の小説を大きく変えるのです!笑
てことで小説GO!

第三話:龍が天に昇るとき
「まったく。何で私も行かなくちゃならないのよ!」
サーラがぶつぶつ文句を言う。
「まあまあ。道案内役として必要だったんだよ」
「それなら龍之介とか連れて行けばよかったのに!あ~あ。お弁当食べたかったのに・・・・・・」
「もし、お前を連れて行かなかったら、散々皆に問い詰められて、弁当どころじゃなかった気がするんだけどな~」
俺の決め手の一言。
「あ・・・・・・・。確かに・・・・・」
どうやら効き目があったようだ。
「そんで、校長室はどっち?」
「えっとね、こっちだよ」
サーラと並んで廊下を歩く。
俺を知らない人が、時々俺たちを振り返って、しらーっとした目で見つめる。
俺はサーラに小さい声で聞く
「何か評判悪いのか?お前?」
「何で自分だって気づかないのよ!」
サーラのあきれた口調。ああ、俺だったのか。
「そういえばさ」
中庭をを歩いているとき、サーラが俺を見てたずねてきた。
「あ?なんだ?」
「なんで、私に良くしてくれるの?」
「は?」
サーラは顔を紅く染めている。よほど恥ずかしいんだろう。
「いや、は?じゃなくてさ」
「・・・・・・・・」
俺は立ち止まって、サーラをジーっと見る。
サーラも反射的に立ち止まり、俺をジーっと見る。
「・・・・・・・・くくく」
俺は思わず顔をほころばせる。
「なによ!自分から見てきたくせに!」
サーラは大きな声で怒る。
「しー。うるさいぞ」
「何よまったく」
サーラはよほど怒ってるらしく、ぷいと横を向いてしまった。
「怒るなよ。質問に答えてあげるから」
「フン!」
サーラは横を向いたままつかつかと早足で歩く。
「お、おい!ちょっとまて!」
俺は急いでサーラの下まで走り、そっと右の頬に手を伸ばす。
「なによ!」
その瞬間、俺とサーラは大きな木に思いっきりぶつかった。
「あだっ!」
二人で叫ぶ。幸い、俺の方が前にいたのでサーラに怪我はなかった。
その代わり、俺は左肩に大ダメージを受けた。
「だ、大丈夫!?」
「平気だって。こんな傷」
「でも・・・・・・・」
「へいきだっつーの」
そういってサーラに顔を近づける。
「・・・・・!!」
「どうしてお前に良くするか?おいおい。俺は朝言ったぜ?俺はお前の付き人だってな」
「え・・・・・・!!」
「言葉だけの付き人だったら、今頃俺は校長先生と話し終わってるよ」
「・・・・・?」
サーラはこの意味が分からなかったらしく、かわいらしく首をかしげた。
「三時限目終了の時点で、すでに校長室に行ってるって事。そしたら、お前は教室で皆に何を言われることか。想像しただけでも怖いだろう?」
サーラはぶるんと体を振るわせる。そんなに怖いのか・・・・・・。
「言葉だけの正義が、一番嫌いなんだ、俺」
そういって顔を引っ込め、木に頭を下げる。
「ぶつかって悪かったな」
すると、サーラがくすくすと笑い始めた。
「ん?」
「ふふふ。ありがとう」
ニッコリと笑うサーラ。今日一番の笑顔だ。
「どうってことねえよ」
俺も笑い返す。
そして、木をよけ、校長室へと歩く。
「そういやさ」
「なーに?」
「なんで校長室は校舎とは別の場所にあるんだ?」
「ああ、そのことね」
サーラはなーんだというような顔をして説明をする。
「あのね。この学校を造ったときにね、校長先生が造ってほしいって言ったから造られたんだって」
「・・・・・・・それだけ?」
「うん。それだけ」
どんな権力持ってんだ。ここの校長は。
俺の頬をつめたい汗がつたる。
「あ、着いたよ」
サーラの声で目が覚め、ぱっと前を見る。
そこには一軒家があった。結構大き目の。
「ここ?」
「ここ」
見た感じ普通の家だ。これといって変わったところがない。
「入るか」
「うん」
コンコン
ドアをノックする。
「だれじゃ?」
中からおじいさんのようなやさしい声がした。
「三年のサーラ=テルフォ=ヴェリトルト・・・・・・」
「と、付き人の香野木 翔燕です」
「ふぉふぉふぉ。中に入りなさい」
サーラはぎいっと、木の扉を開けた。

                                 2

中はとっても暖かかった。ふと横を見ると、暖炉に火がともっていた。
そして、一人のおじいさんが、椅子に座っていた。ひざに毛布をかけ、ニコニコしている。
「あ、どうも」
俺はぺこりと頭を下げる。
「ふぉっふぉっふぉ。こんにちわ」
ぎいいい
サーラがドアを閉める。
「ふぉふぉふぉ。適当に座りなさい」
「あ、すいません」
そういって椅子を二つ引っ張ってきて、一つをサーラに渡す。
サーラが座ったのを確認して俺も椅子に座る。
家の中はいろんなものがおいてあって、なかなか退屈しなかった。
銀色の水の入った瓶、鬼の顔が彫られた傘立て、巨大な熊の敷物、色鮮やかなガラス玉・・・・・・・。
俺とサーラはきょろきょろとあたりを見渡した。まるでおとぎ話の世界に入り込んだようだ。
「ふぉっふぉっふぉ。どうじゃ、なかなかいいものじゃろう?」
「コレクションが増えたわね。おじいちゃん」
「おじいちゃんって校長先生に向かっていうこ・・・・・・おじいちゃん?」
俺はサーラの言った言葉の意味に気づく。
「・・・・・まさか」
「そう。校長先生は私のおじいちゃん」
「ふぉっふぉ。孫がお世話にってますな」
「い、あ、え・・・・・」
驚きすぎて母音しか出てこない。
「『ゼルディア=テルフォ=ヴェリトルト』じゃ。おぬしのことは孫からよく聞いてるわい」
「あ、すいません。お孫さんの付き人なんかやっちゃって」
「よいよい。このこは昔から危なっかしくてのう。付き人がほしいと思ってたところなんじゃ」
「べ、別に危なっかしくなんかないよ!」
ふぉっふぉっふぉ、と笑ってから、ふうと息をつく。
長く白いあごひげを生やし、はなひげも、髪も白い。目はやさしく光り、それでいて、威厳のある空気を身にまとっている。どんなことにも心を動かさず、どっしりと構えている感じが、とても力強いイメージをわかせている。
「・・・・・・ってあれ?じゃあ、なんで家には一人で住んでるんだ?」
「あ、ああ、それは・・・・・・・」
サーラの顔が曇る。ゼルディアは、ふっと笑ってこう答えた。
「わしにはここに居る義務があるのじゃ」
「義務?」
「さよう。わしはここで、いつ起きるか分からない災厄を待ち、防ぐ義務があるのじゃ」
「いつおきるか分からない・・・・・・・災厄・・・・・・・」
・・・・・・。
しばらく言葉がでなかった。
「なあ、翔燕?」
「ん?頭領?どうした?」
「そろそろ本題に入ってくれないか?俺もこの体だと、ぜんぜん動けなくて気持ちが悪いんだ」
「ああ、ごめん。すっかり忘れてた」
俺と頭領(剣)が話しているのを見て、ゼルディアは目をぱちくりさせている。
「あ、すいません。こいつは俺の相棒で、頭領っていう猫だったんですが、ちょっとあることがおきまして・・・・・・・」
俺はさっき起きたことを全部しゃべった。ゼルディアはふんふんと首を動かしながら聞いてくれた。
「・・・・・・・・・で、こうなっちゃったんです」
「ふぉー。そうかそうか。では、その左手を見せてくれないかのお?」
「あ、どうぞ」
俺は左手の甲を見せる。
「・・・・・・・・・・・」
ゼルディアはしばらく見た後、席を立ち、本棚へと歩み寄り、一冊の本を選び、それを抱え、椅子に座って、ページをぱらぱらとめくる。
「ほう。エヴィデンス『ウォーリア』じゃな」
「エヴィデンス『ウォーリア』?」
俺の頭の中で、海老と戦士がワルツを踊っている。
「楽しそうだな」
「海老と戦士がダンスしてるわけじゃないからね!」
サーラの突っ込み。見事に俺の考えを当てている。
「ふぉっふぉ。そんな楽しいものではないぞ」
ゼルディアは笑って続ける。
「これは、ある決められたものにしか現れない、特殊なものでな。選ばれたものにしか現れん」
「じゃあ、おれ以外にも・・・・・」
「さよう。君以外にも、エヴィデンスを持つものはいる」
いったん話をきり、お茶を飲む。
「ああ、すまんの。お茶も出さずに」
「いえいえ。いいんですが・・・・・」
そういいながらもお茶をもらう。
お茶をもらって、俺は一口飲む。うん。なかなかおいしい。
「それでな、そのエヴィデンスにはそれぞれ鍵が必要となる」
「鍵?」
「その鍵は、それぞれにあった鍵穴、つまり、エヴィデンスと交わることで、それぞれの能力を得て、姿形を変える」
「え、じゃあ・・・・・」
俺は頭領に眼をやる。まさか
「そう。その猫は君に必要な鍵だったんじゃ」

                                 3

鍵・・・・・。
だから頭領も一緒にこっちへ来れたのか。これでなんとなく分かってきた。
「あ、それと・・・・」
「ん?なんじゃ?」
「あの、この、村雨丸、もらっていいんですか?」
俺は恐る恐る聞く。
「ああ、そんなことか。いいんじゃいいんじゃ。付き人になってくれたお礼じゃ」
意外とあっさり答えられた。
・・・・まあ、いただけたんだから、よろこんでいただこう。
「ありがとうございます」
「ふぉっふぉ。礼などいらんよ」
ゼルディアはニコニコと笑う。
「あ、それともう一つ」
「なんじゃ?」
「頭領を元に戻す方法を教えてください」
「うーん。少し待っておれ」
そういって席を立つ。
サーラは頭領をひざに乗せて優しくなでている。
「頭領?聞こえる?今翔燕が治してくれるからね」
「・・・・・・」
剣になったらしゃべれなくなるらしい。しかし、猛烈に感動していることは手に取るように分かる。
・・・・・俺も剣になったらやさしくしてもらえるのだろうか?
「ほお、あったあった。これじゃ」
ゼルディアが古ぼけた分厚い本を持ってきた。
「これは?」
「これはエヴィデンスの日記じゃ。いろいろなことが書いてある」
「ふむふむ」
「じゃから持っていくがよい」
「え?」
この分厚い本を持ってけって・・・・・。
「本当ですか?」
「ふぉっふぉ。読みにくいかもしれんが、これも修行だと考えればいいのじゃよ」
俺は本を受け取って、椅子を立つ。
「それじゃあ、そろそろ」
「ふぉっふぉ。困ったときはいつでも来い。それと・・・・・」
そこで言葉を切り、ウインクをする。
「サーラのこと、よろしくな」
俺の顔が熱くなるのがわかる。
サーラを見ると、サーラも顔を真っ赤にしている。
「し、失礼しました」
俺は左手にサーラの右手、右手に頭領と本をつかんで部屋を出た。
翔燕たちが見えなくなってから、ゼルディアは外を眺め、つぶやいた。
「ふぉっふぉっふぉ。なかなかいい男を見つけたな。サーラよ」
彼の目は、どこか懐かしいことを思い出すように光っていた。

                                              続く
おお!なんだか1と3の割合が違う!www
やっぱり、三部ずつのほうが読みやすいと思うのでこれでいきます。
それではノシ
    13:15 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
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じだそ

Author:じだそ
亭主・じだそ

趣味・ゲーム、談話、麻雀

ドラム少し叩けてギターが少し弾ける
でも荒らしは叩けない

得意技・妄想

やっているオンラインゲーム・ブレイドクロニクル

三国志大戦3、指糸、SFCRをやっている
最近金欠でやってないけど…

来世でやりたいこと・剣と魔法の世界で活躍する

じだそ=厨二病である

最後に一言

好きな漢字は『究』です。

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